選ぶときの確認項目
仕様表は項目が多いですが、見るべきは6つです。
6つの項目
この順で見る
①定格出力(W):動かせる機器の上限
②容量(Wh):動かせる時間
③出力端子の種類と数:家庭用コンセント、USBなど
④重さ:持ち出す前提なら最重要
⑤充電にかかる時間:停電前に満充電にできるか
⑥保証期間
④は軽視されがちです。大容量のものは相応に重く、女性や高齢者が1人で運べないことがあります。「持ち出す」のか「家に置く」のかで、選ぶ重さが変わります。
電池の種類
ポータブル電源に使われる電池には種類があり、寿命(充放電の繰り返し回数)と熱への強さに傾向の違いがあります。
・リン酸鉄リチウムイオン:繰り返し回数が多く、熱に比較的強いとされます。その分、同じ容量でも重くなる傾向
・三元系リチウムイオン:軽量にしやすい傾向
長く置いておく防災用途では、繰り返し回数と保管時の安定性が効いてきます。仕様表の記載を確認してください。
充電の手段
複数の充電手段があると、停電時の選択肢が増えます。
・家庭用コンセント(基本)
・自動車のシガーソケット(停電時に有効。車があるなら確認する価値があります)
・ソーラーパネル(長期停電向け。対応の可否と必要な出力を確認)
とくに車から充電できるかは実用性が高い項目です。停電が長引いた場合の現実的な補給手段になります。
見落としやすい点
・動作音。ファンの音が大きいと、夜間の室内では使いにくい
・動作温度の範囲。寒冷地・車内保管では確認が必要
・同時に使える機器の数(合計出力の上限)
・電気の波形(機器によっては相性があります)
・使用中の充電ができるか
・アプリでの残量確認ができるか
そして買ったら一度使う。説明書を読むのは、停電の暗い中ではなく、今です。
仕様と保証の内容を、公式で確認する
出力・容量・重さ・保証は製品ごとに異なります。購入前に公式の記載をご確認ください。
- 容量・出力は各社公式サイトの公表値です
- 使用できる機器は出力により異なります
- 取扱説明書に従ってご使用ください
一次情報の確認先
本ページの前提となる制度・統計は、以下の公的機関等の公表情報で確認できます。最新の内容は必ず各機関の公式ページでご確認ください。