本ページはアフィリエイト広告を利用しています。掲載する制度の記載は、環境省・経済産業省・一般社団法人パソコン3R推進協会・一般財団法人家電製品協会の公表内容にもとづきます。

消すのは、渡す前に自分で

パソコンを手放すとき、いちばん取り返しがつかないのがデータです。メーカー回収でも、自治体の回収ボックスでも、データ消去は利用者が行う前提になっています。「向こうで消してくれる」と思って渡すと、確かめる手段がありません。

本ページはパソコンの処分に関わる制度の一般的な整理です。回収の受付方法・料金・対象は、メーカーとお住まいの市区町村によって異なります。実際の手続きは、パソコンのメーカー窓口、または市区町村の清掃・環境担当窓口にご確認ください。データの取り扱いはご自身の責任で行ってください。
このページの内容
  1. 誰の責任か
  2. 何が残っているか
  3. 消し方の考え方
  4. 機器の種類で変わること
  5. 起動しないパソコン
  6. 買取に出す場合
  7. 確認の順序
  8. 確認に使った一次情報
  9. よくある疑問

誰の責任か

回収の仕組みは「資源として再資源化すること」を目的にしています。データの保護は、その目的の中に含まれていません。

だから、データをどうするかは持ち主が決めることになります。回収業者やメーカーがデータ消去を保証する契約になっているかどうかは、その事業者の説明を確認してください。「たぶん消してくれるだろう」で渡さないでください。

個人情報の取り扱いについては、個人情報保護委員会が制度の説明を公開しています。事業として個人情報を扱う場合は、事業者としての義務がかかります。家庭のパソコンでも、家族や仕事関係の情報が入っていれば、実害の大きさは変わりません。

何が残っているか

「大事なファイルは消した」と思っていても、残るものがあります。

見落とされやすいもの

とくにブラウザの保存パスワードは見落とされます。ログイン状態が残っていると、次に電源を入れた人がそのままサービスに入れてしまいます。

消し方の考え方

方法はいくつかありますが、「削除」と「初期化」と「消去」は別物だと理解しておいてください。

よく混同される3つ

やること何が起きるか十分か
ファイルを削除する/ごみ箱を空にする見えなくなるだけ不十分
OS の初期化(リセット)設定とデータが消える。オプションで消去の程度を選べることがある選んだ設定による
ドライブ全体を消去する記録領域を上書き・消去する方式による
物理的に壊すドライブを取り出して破壊する確実だが自分で行う場合は安全に注意

どの方法を選ぶかは、入っていた情報の重さで決めてください。仕事や他人の情報が入っていたなら、より確実な方法を選んでください。

OS の初期化には、「データを消去する」オプションが用意されていることがあります。時間はかかりますが、単なる初期化より確実です。時間に余裕を持って始めてください。

機器の種類で変わること

ドライブの種類で違う

自分の機器がどれかは、型番からメーカーの仕様で確認できます。

HDD(ハードディスク)

上書きによる消去が効きます。ドライブを取り出して物理的に壊す方法も選べます。

SSD

HDDと同じ考え方が当てはまらないことがあります。メーカーが用意する消去機能(Secure Erase 等)の案内を確認してください。

eMMC(本体一体型)

取り外しが難しい形です。OS の初期化で消去オプションを選ぶのが現実的です。

暗号化されている

はじめから暗号化されていた場合、鍵を破棄する方式が案内されていることがあります。メーカーの説明を確認してください。

起動しないパソコン

いちばん困るのがここです。起動しなければ、画面から消去できません。

起動しない場合の選択肢

  1. まず本当に起動しないか確かめる電源、ケーブル、バッテリー。周辺機器を全部外して試すと起動することがあります。
  2. ドライブを取り出せる機種か調べるデスクトップと一部のノートは取り出せます。型番で確認してください。
  3. 取り出せるなら、ドライブだけ手元に残す本体だけ回収に出し、ドライブは自分で保管または破壊する。これが確実です。
  4. 取り出せないなら、事業者の説明を確認するデータ消去を行う事業者か、その方法と証明の有無を聞いてください。
  5. どうしても不安なら、手元に置いておく急いで手放す必要はありません。電池が膨らんでいなければ、保管は選択肢です。

ドライブだけ抜いて本体を出す——これがいちばん確実で、費用もかかりません。回収の対象は本体なので、ドライブが無くても受け付けられるのが一般的です。念のため申込時に確認してください。

買取に出す場合

買取業者に売る場合も、消去の責任は自分にあると考えてください。「業者が消してくれる」と説明されても、何をどう消すのか、証明は出るのかを聞いてください。

そして買取には別の制度も関わります。自宅に来てもらう買取と店舗買取では、法律の守り方が違います。自宅と店舗で守り方が逆になるにまとめました。

確認の順序

手放す前にやること

パソコンは家電リサイクル法の対象外PCリサイクルマークがあれば無料メーカーが分からない・無くなった自治体の回収ボックスを使うデータ消去は誰がやるか処分と買い替えの順序

次の一台に、データを移してから手放す

12カ月保証付きの中古パソコンです。新しい環境を先に用意しておくと、落ち着いてデータを移せます。在庫と仕様は公式サイトで確認できます。

掲載内容は各社公式サイトの公表値です。効果には個人差があります。広告(PR)を含みます。

確認に使った一次情報

よくある疑問

初期化すれば十分ですか。

初期化の方法によります。「データを消去する」オプションがあれば選んでください。単に設定を戻すだけの初期化では不十分なことがあります。

消去ソフトを使うべきですか。

入っていた情報の重さで決めてください。SSDではHDDと同じ方法が当てはまらないことがあります。メーカーの案内を確認してください。

ドライブを抜いて出しても回収してもらえますか。

本体としての回収は受け付けられるのが一般的ですが、申込時に確認してください。

ハンマーで壊してもよいですか。

破片や飛散に注意が必要です。安全を確保できない場合は行わないでください。取り出したドライブを保管しておく選択肢もあります。

業者にデータ消去を頼めますか。

行っている事業者があります。何をどう消すのか、証明書は出るのかを確認してください。

会社のパソコンはどうすればよいですか。

事業者としての義務がかかります。社内の規程と、産業廃棄物としての処理の両方を確認してください。

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一次情報の確認先

本ページの前提となる制度・統計は、以下の公的機関等の公表情報で確認できます。最新の内容は必ず各機関の公式ページでご確認ください。

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