本ページはアフィリエイト広告を利用しています。掲載情報は公益社団法人日本しろあり対策協会など公的機関・団体および各社公式サイトの公表内容にもとづきます。

まず保証書、次に業者

保証期間中に再発したとき、順番は決まっています。保証書を確認し、業者に連絡する。協会も同じ順序を示しています——「お手元の保証書を確認して下さい。…まずは業者に相談」。ここを飛ばして先に他社へ相談すると、保証が使えなくなることがあります。

このページの内容
  1. 再発したときの順番
  2. 予防工事でも出ることがある
  3. どこまで求められるか
  4. 話がまとまらないとき
  5. 売却後に再発した場合
  6. つまずくところ
  7. よくある疑問

再発したときの順番

保証期間中に再発したときの順番

  1. ① 状況を記録する見つけた日、場所、写真。あとで説明するときの材料になります。
  2. ② 保証書を確認する保証期間、対象範囲、再発時の対応がどう書かれているか。
  3. ③ 施工した業者に連絡する協会も「まずは業者に相談」としています。他社を先に呼ばないでください。
  4. ④ 現地を見てもらう前回の施工範囲と、今回の発生場所の関係を確認します。
  5. ⑤ 対応の内容を書面で受け取る何をどこまでやるのか、費用の負担はどうなるのか。
  6. ⑥ 納得できなければ相談先を変える協会の消費者相談窓口、または消費生活センター。

③の順番が重要です。他社に先に処理してもらうと、前回の施工との関係が分からなくなり、保証の適用が難しくなることがあります。

予防工事でも出ることがある

「5年間効果があると言われたのに1年で出た」という相談に対して、協会は保証書の確認と業者への相談を案内しています。予防工事をしても発生することはある、という前提で保証の仕組みが作られています。

だからこそ保証書に「再発した場合どうするか」が書かれているかが重要になります。書かれていなければ、再発時の対応は交渉になります。

別の業者にも状況を見てもらう

前回の業者との話がまとまらない場合の選択肢です。調査の範囲は各社の公式サイトでご確認ください。

掲載内容は各社公式サイトの公表値です。効果には個人差があります。広告(PR)を含みます。

どこまで求められるか

協会に、こういう相談が寄せられています——保証書に再発の場合は責任を負うと書かれている。前回は一部しか処理していなかったので今回は全面的にしてほしい。被害のあった木材も交換してほしい。このように交渉してよいのか。

求められる範囲は保証書の記載で決まります。協会は繰り返し「保証書をよく確認して下さい。業者によって保証内容は異なります」としています。

求める内容と、根拠になるもの

求めたいこと根拠になるもの
再施工(同じ範囲)保証書の再発時の対応の記載
施工範囲の拡大前回の施工範囲の記録と、今回の発生場所の関係
被害を受けた木材の交換保証書に建物の補修が含まれているかどうか
費用の負担保証書の費用負担の記載

いずれも保証書に書かれていることが出発点です。書かれていない範囲は交渉になります。

前回の施工範囲が分かる書面(見積書・施工報告書)を探してください。「一部しか処理していなかった」という主張は、記録があって初めて成り立ちます。

話がまとまらないとき

相談先の分け方

状況相談先
保証の内容や工事の妥当性を確かめたい公益社団法人 日本しろあり対策協会(消費者相談窓口)
契約や返金でもめている消費生活センター
施工が実際に行われたか検証したい協会は「薬剤メーカーなら費用はかかりますが可能です」としています
施工業者が廃業している保証書の記載を確認し、消費生活センターに相談

協会は施工の検証について、使用された薬剤が分かればそのメーカーを紹介するとしています。

「施工したのか疑わしい」という場合の手立てがあるのは、あまり知られていません。協会は、薬剤メーカーによる検証が可能であること、薬剤が分かればメーカーを紹介することを示しています。使用薬剤名の記録がここで効いてきます。

売却後に再発した場合

シロアリ工事の後に建物を売却し、買主が入居してから再発が見つかったという相談も、協会に寄せられています。この場合、当事者が増えます。

関係する当事者

売主(工事を発注した人)

施工業者との保証契約の当事者です。

買主

売買契約上の責任を売主に問う立場になります。

施工業者

保証書の範囲で対応する立場です。

施工業者の保証と、売買契約上の責任は別のものです。工事代金の返還と、売買契約の解除に伴う損害は、範囲が違います。この種の問題は個別性が高く、本サイトでは判断を示しません。売買契約に関わる部分は、消費生活センターまたは法律の専門家にご相談ください。

つまずくところ

先に他社に処理してもらう

前回の施工との関係が分からなくなり、保証の適用が難しくなることがあります。

保証書を読まずに連絡する

何を求められるかは保証書の記載で決まります。先に読みます。

前回の施工範囲の記録を探さない

「一部しか処理していなかった」は、記録があって初めて主張になります。

記録を残さずに片付ける

見つけた日、場所、写真。説明の材料になります。

売買が絡む問題を自分で判断する

当事者が増えます。専門家に相談してください。

よくある疑問

保証期間中に再発しました。まず何をしますか。

協会は「お手元の保証書を確認して下さい。…まずは業者に相談」としています。

他の業者に先に頼んでもよいですか。

前回の施工との関係が分からなくなるため、まず施工した業者に連絡することをおすすめします。

被害を受けた木材の交換も求められますか。

保証書に建物の補修が含まれているかによります。協会は「業者によって保証内容は異なります」としています。

施工されたか疑わしい場合は確かめられますか。

協会は「薬剤メーカーなら費用はかかりますが可能です。使用された薬剤がわかればそのメーカーを紹介します」としています。

売却後に再発した場合はどうなりますか。

施工業者の保証と売買契約上の責任は別のものです。個別性が高いため、消費生活センターまたは専門家にご相談ください。

シロアリ工事の保証と契約ガイドの記事一覧

一次情報の確認先

本ページの前提となる制度・統計は、以下の公的機関等の公表情報で確認できます。最新の内容は必ず各機関の公式ページでご確認ください。

関連する情報サイト