本ページはアフィリエイト広告を利用しています。掲載情報は環境省など公的機関および各社公式サイトの公表内容にもとづきます。

種類が決まらないと、手続きが始まらない

捕獲許可の申請では「鳥獣の種類」を書きます。だから「何かいる」だけでは進みません。屋根裏に入る動物は限られているので、音の時間帯・フン・侵入口の3つで、かなり絞り込めます。

このページの内容
  1. なぜ先に特定するのか
  2. 音の時間帯で分ける
  3. フンで分ける
  4. 侵入口の大きさで分ける
  5. アライグマとハクビシンの見分け
  6. 記録の残し方
  7. つまずくところ
  8. よくある疑問

なぜ先に特定するのか

理由は3つあります。

種類で変わること

変わるものどう変わるか
捕獲許可の要否ネズミは鳥獣保護管理法の対象外。他の哺乳類は原則として許可が必要
捕獲後の扱いアライグマ・ヌートリアは特定外来生物で、生きたまま運べない
申請書の記載「鳥獣の種類」を書く必要がある。決まらないと申請できない

「害獣」と一括りにできないのは、この3つが種類ごとに違うためです。

音の時間帯で分ける

屋根裏の動物は、活動する時間帯がある程度決まっています。いつ音がするかをメモしておくと、それだけで候補が絞れます。

音から絞り込む

音の特徴考えられるもの
夜、ドタドタと重い足音アライグマ、ハクビシン、タヌキなど体の大きい動物
夜、カサカサと軽い音が走り回るネズミ
日中も音がするネズミ、あるいは巣に子がいる状態
夕方に外へ出て、明け方に戻る規則性夜行性の動物。侵入口を塞ぐ時間帯の判断材料になる
羽ばたきのような音コウモリ、鳥

体の大きさで足音がはっきり変わります。まず「重いか軽いか」を聞き分けます。

出入りの時間帯が分かると、侵入口を塞ぐタイミングが決まります。中にいるまま塞ぐと、内部で死んで別の被害になります。

フンで分ける

フンは種類を絞る手がかりですが、素手で触らないでください。感染症や寄生虫の risk があります。手袋・マスク・使い捨ての防護具を着けて扱います。

フンを確認するときの装備

フンの様子から絞り込む

様子考えられるもの
同じ場所にまとまって溜まっているアライグマなど、決まった場所で排泄する習性のある動物
移動しながら散らばっているネズミなど
果実の種が混ざっている果実を食べる動物(ハクビシン、アライグマなど)
細かく黒い粒が多数コウモリ、ネズミ

本表は絞り込みの目安です。確定には専門家の確認が要ります。断定はしないでください。

本サイトでは、フンの形状から種類を断定する情報は載せていません。誤った断定は申請の書き直しにつながります。写真を残して、自治体か業者に見てもらうのが確実です。

現地でフンと侵入口を見てもらう

種類の判別は現地の確認によります。対応範囲・費用は各社の公式サイトでご確認ください。

掲載内容は各社公式サイトの公表値です。効果には個人差があります。広告(PR)を含みます。

侵入口の大きさで分ける

動物は頭が通れば体も通ります。だから侵入口の大きさは、そのまま動物の大きさの上限になります。

侵入口から絞る
侵入口から絞る外周を一周して確認します。数センチのすき間こぶし程度頭が入る程度の開口

→ 図は横にスクロールできます

  1. 数センチのすき間ネズミ、コウモリ。小さいので見落とされます。
  2. こぶし程度イタチなど、細長い体の動物。
  3. 頭が入る程度の開口ハクビシン、アライグマ、タヌキ。屋根の継ぎ目や換気口が多い。

「こんな小さい穴から入るはずがない」という思い込みが、侵入口の見落としにつながります。

侵入口を探す場所

アライグマとハクビシンの見分け

この2種は法律上の扱いが違うため、区別できるかどうかが手続きに直結します。アライグマは特定外来生物ですが、ハクビシンは環境省の一覧に掲載されていません。

見分けの手がかり

部位アライグマハクビシン
目のまわりに黒い模様。鼻すじに白い線はない額から鼻すじにかけて白い線が通る
しま模様があるしま模様がない
前足指が長く、物をつかむ動きをするアライグマほどではない

見た目が似ているため、写真を残して自治体や業者に確認するのが確実です。本表は一般的な特徴の整理です。

扱いの違いは特定外来生物のページで詳しく整理しています。

記録の残し方

相談も申請も、記録があるかどうかで進み方が変わります。

残しておくとよい記録

これらは捕獲許可の申請で「被害の状況」を説明するときにも使えます。環境省は、被害等が生じている場合に許可を受けて捕獲できるとしています。被害を説明できる材料を先に用意しておきます。

つまずくところ

フンを素手で片付ける

感染症や寄生虫のおそれがあります。防護具を着けます。

小さいすき間を無視する

頭が通れば体も通ります。数センチでも侵入口になります。

種類を決めずに相談する

種類が決まらないと申請の記載ができません。写真を残します。

見た目だけでアライグマと断定する

ハクビシンと似ています。法的な扱いが違うので、確認してから動きます。

記録を残さない

被害の説明ができないと、相談も申請も進みにくくなります。

よくある疑問

音だけで種類は分かりますか。

絞り込みはできますが、断定はできません。フンや侵入口とあわせて判断します。

フンは片付けてよいですか。

防護具を着けたうえで行ってください。写真を残してから片付けると、相談の材料になります。

アライグマかハクビシンか自分で判断できますか。

顔の模様と尾のしまが手がかりですが、法的な扱いが違うため、自治体や業者に確認するほうが確実です。

侵入口はどこを見ればよいですか。

屋根と壁の取り合い、換気口、軒下、床下の通気口、配管の貫通部などです。

種類が分からないまま業者に頼めますか。

現地確認で判別されることが一般的です。写真があると相談が早く進みます。

家に入った害獣と捕獲許可のガイドの記事一覧

一次情報の確認先

本ページの前提となる制度・統計は、以下の公的機関等の公表情報で確認できます。最新の内容は必ず各機関の公式ページでご確認ください。

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