本ページはアフィリエイト広告を利用しています。掲載する法令・基準の記載は、警察庁・警視庁・国土交通省・消費者庁・国民生活センターの公表資料にもとづきます。

ペダルが付いていても、それは自転車ではない

「フル電動自転車」「モペット」と呼ばれる車両があります。ペダルが付いていて見た目は自転車ですが、アクセルだけで走れるものは原動機付自転車として扱われます。警視庁は必要なものを4つ挙げています。知らずに乗っていると、道路を通行した時点で法令違反になりえます。

本ページは道路交通法・道路運送車両法などの一般的な整理です。細目は都道府県の道路交通規則によって定めが異なることがあり、制度は改正されます。個別の車両が基準に適合するかは製造・販売事業者に、交通ルールの適用はお住まいの都道府県警察にご確認ください。
このページの内容
  1. 必要なもの4つ
  2. 自転車との分かれ目
  3. 知らずに乗っていた場合
  4. 原動機付自転車として登録できるか
  5. 保安基準を満たしているか
  6. これから買う人へ
  7. 確認の順序
  8. 確認に使った一次情報
  9. よくある疑問

必要なもの4つ

警視庁は、ペダル付き電動バイクを道路で運転するために必要なものを次のように示しています。

区市町村税条例等で定める標識(ナンバープレート)を車両の後面に見やすいように表示すること

当該バイクを運転することができる運転免許(原付免許・二輪免許等)を受けていること

自動車損害賠償責任保険又は自動車損害賠償責任共済の契約が締結されていること

乗車用ヘルメットの着用

4つそれぞれ、どこで手当てするか

必要なもの手続きする先無いとどうなるか
ナンバープレート市区町村(税の窓口)無標識での通行になる
運転免許運転免許試験場・指定自動車教習所無免許運転になりえます
自賠責保険保険会社・共済・一部の販売店無保険運行になりえます
ヘルメット自分で用意する着用しないまま運転することになる

4つのうち、免許と自賠責は時間もお金もかかります。買ってから気づくと、しばらく乗れない状態になります。

自転車との分かれ目

電動アシスト自転車との違いは、「人の力を補っているか」「原動機だけで走れるか」です。

見分け方

見るところ電動アシスト自転車ペダル付き電動バイク
ペダルをこがずに走るか走らない走る
アクセル・スロットルがあるか無いある
24km/h以上での補助「原動機を用いて人の力を補う力が加わらないこと」走り続けられるものがある
法令上の扱い自転車原動機付自転車
歩道条件を満たせば通行できる場合がある通行できない

「アクセルだけで走れるか」が最も分かりやすい判断材料です。モード切替でアシストとアクセルを切り替えられる車両もあり、その場合の扱いは警察に確認してください。

アシストの基準そのものはアシスト比率の基準に整理しました。

知らずに乗っていた場合

「自転車だと思って買った」という状況は実際に起きています。消費者庁と国民生活センターが繰り返し注意喚起を出しているのは、そのためです。

気づいたときにやること

  1. 公道での使用をやめるまずここです。走らせ続けるほどリスクが増えます。
  2. 車両の仕様を確認するアクセルだけで走るか、最高速度、定格出力。取扱説明書と型番を手元に用意します。
  3. 販売元に書面で問い合わせる「この車両は日本の道路交通法上、どの区分ですか」と聞きます。口頭ではなく記録の残る形で。
  4. 市区町村の税の窓口に、ナンバープレートの交付が受けられるか確認する区分と保安基準の適合状況によります。
  5. 自賠責保険に加入できるか確認する車両区分によって加入できる保険が変わります。
  6. 免許が無ければ、取得するか、公道で使わない前提に切り替える免許取得には時間がかかります。その間は乗らないでください。

原動機付自転車として登録できるか

ここが誤解されがちです。「ナンバーを付ければ乗れる」わけではありません。

原動機付自転車として公道を走るには、道路運送車両の保安基準を満たしている必要があります。ナンバープレートの交付は市区町村の税の手続きであって、車両が基準を満たしていることの証明ではありません。

保安基準を満たしているか

原動機付自転車として必要になる装備の例

海外向けに作られた車両は、ウインカーやミラーが付いていないことがあります。その場合、追加で装備しないと保安基準を満たしません。装備しても構造上取り付けられない車両もあります。

この確認は自分では難しいので、販売元か、原動機付自転車を扱うバイク店に相談してください。

これから買う人へ

買う前に決めておくこと

「アクセルだけで走れる」ことを求めるかどうかで、必要な手続きがまるごと変わります。

免許を持っていない

ペダル付き電動バイクは選択肢に入りません。電動アシスト自転車か、特定小型原動機付自転車(16歳以上・免許不要)を検討してください。

歩道を通りたい場面がある

原動機付自転車は歩道を通行できません。電動アシスト自転車を選んでください。

坂道が多い地域で使いたい

電動アシスト自転車でも低速では補助の比率が最大になります。坂道はアシストが最も効く場面です。

長距離を楽に移動したい

24km/h以上でアシストが切れることを前提に、車体の重さとギアを見てください。

確認の順序

買う前に確認すること

アシスト比率の基準ペダル付き電動バイク特定小型原動機付自転車幼児を乗せるときヘルメットと二人乗り防犯登録と譲渡

免許のいらない区分から選ぶ

型式や装備、アシストの仕様は公式サイトで確認できます。用途と体格に合うモデルから絞り込めます。

掲載内容は各社公式サイトの公表値です。効果には個人差があります。広告(PR)を含みます。

確認に使った一次情報

よくある疑問

ペダルが付いていれば自転車ではないのですか。

ペダルの有無ではなく、原動機だけで走れるかどうかが判断の軸になります。警視庁はペダル付き電動バイクについて、免許・ナンバー・自賠責・ヘルメットが必要としています。

私有地でだけ乗るなら手続きは要りませんか。

道路を通行しない前提であれば、道路交通法上の手続きの話ではなくなります。ただし敷地から公道に出た時点で扱いが変わります。

モード切替でアシストのみにできます。それなら自転車ですか。

切替式の車両の扱いは、その車両の構造によります。都道府県警察に、型番を伝えて確認してください。

ナンバーを取れば免許は要りませんか。

別の話です。ナンバープレートは市区町村の手続き、運転免許は運転する人に必要な資格です。両方が要ります。

自賠責保険にはどこで入れますか。

保険会社、共済、一部の販売店やコンビニで取り扱いがあります。車両区分を伝えて確認してください。

すでに何度か公道を走ってしまいました。

まず使用をやめてください。今後の扱いについては、車両の区分を確認したうえで都道府県警察に相談してください。

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一次情報の確認先

本ページの前提となる制度・統計は、以下の公的機関等の公表情報で確認できます。最新の内容は必ず各機関の公式ページでご確認ください。

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