本ページはアフィリエイト広告を利用しています。掲載する法令・基準の記載は、警察庁・警視庁・国土交通省・消費者庁・国民生活センターの公表資料にもとづきます。

譲るときは、登録を消してから渡す

自転車を人に譲るとき、そのまま渡してしまう人が多くいます。ところが防犯登録は前の持ち主の名前のまま残ります。職務質問を受けたときに説明が要る状態が続き、盗難届が出ていれば話が大きくなります。順序を整理します。

本ページは道路交通法・道路運送車両法などの一般的な整理です。細目は都道府県の道路交通規則によって定めが異なることがあり、制度は改正されます。個別の車両が基準に適合するかは製造・販売事業者に、交通ルールの適用はお住まいの都道府県警察にご確認ください。
このページの内容
  1. なぜ手続きが要るのか
  2. 譲る側がやること
  3. 譲り受ける側がやること
  4. 必要になる書類
  5. 電動アシスト自転車で追加で確かめること
  6. 処分するとき
  7. 確認の順序
  8. 確認に使った一次情報
  9. よくある疑問

なぜ手続きが要るのか

防犯登録は、その自転車が誰のものかを記録する仕組みです。盗難に遭ったときの発見や、路上での確認に使われます。

だから持ち主が変わったのに記録が変わらないと、実態とずれます。ずれたままだと次のことが起きます。

記録がずれていると起きること

手続きは、譲る側と譲り受ける側の両方を守るものです。

職務質問で説明を求められる

登録の名義と乗っている人が違うため、確認に時間がかかります。譲り受けた経緯を説明できる状態にしておいてください。

盗難に遭っても自分の車両として届け出にくい

登録が前の持ち主のままだと、手続きが複雑になります。

前の持ち主に連絡がいく

何かあったとき、記録上の持ち主に照会がいきます。譲った側にも迷惑がかかります。

前の持ち主が盗難届を出していた

いちばん困る状況です。譲り受けるときに、防犯登録の状況を必ず確認してください。

譲る側がやること

譲る前の順序

  1. 防犯登録の抹消手続きをする自転車を購入した販売店、または防犯登録所(自転車防犯登録の取扱店)で行います。都道府県の自転車防犯協会が窓口を案内しています。
  2. 防犯登録カードの控えを用意する手元に無い場合は、その旨を伝えて相談してください。
  3. 本人確認書類を持参する運転免許証など。
  4. 譲渡証明書を書く自分の氏名・住所、譲る相手の氏名・住所、車体番号、日付。決まった様式が無い場合は手書きで構いません。
  5. 車体番号を控えておくフレームに刻印されています。あとで照会が必要になったときに使います。
  6. 譲渡証明書と一緒に渡す受け取る側が再登録するときに要ります。

譲り受ける側がやること

受け取ったあとの順序

  1. 防犯登録の抹消が済んでいるか確認する済んでいないと再登録できないことがあります。渡される前に確認してください。
  2. 譲渡証明書を受け取る前の持ち主の氏名・住所、車体番号が書かれたもの。
  3. 防犯登録所で新たに登録する自転車販売店などが登録所になっています。
  4. 登録料を払う金額は都道府県によって異なります。窓口で確認してください。
  5. 防犯登録カードを保管する盗難時に必要です。写真に撮ってスマートフォンにも残しておくと確実です。

必要になる書類

場面ごとに必要になるもの

場面用意するもの
新品を買って登録する販売証明書/保証書、本人確認書類
譲り受けて登録する譲渡証明書、前の持ち主の防犯登録の抹消、本人確認書類
登録を抹消する防犯登録カードの控え、本人確認書類
登録内容を変更する(引っ越し等)防犯登録カード、本人確認書類

手続きの方法と料金は都道府県によって異なります。お住まいの都道府県の自転車防犯協会または販売店に確認してください。

電動アシスト自転車で追加で確かめること

電動アシスト自転車を譲り受ける場合、防犯登録のほかに2つ確かめてほしいことがあります。

1つ目。その車両が道路交通法の基準に適合しているか。「電動アシスト自転車」として売られていても、基準を超える製品が流通しています。譲り受けたものが基準外だと、公道を走った時点で法令違反になりえます。確認の方法はアシスト比率の基準にまとめました。

2つ目。バッテリーの状態と、その処分の道筋。中古のバッテリーは劣化しています。そして膨らんだリチウムイオン電池は、通常の回収ルートに乗りません。

電動アシスト自転車を譲り受けるとき

最後の項目は見落とされます。リチウムイオン電池の回収には条件があり、メーカーが分からないものは回収されません。詳しくはリチウムイオン電池の捨て方に整理しています。

処分するとき

譲る相手がいない場合、処分することになります。このとき車体とバッテリーは別のルートになります。

処分の行き先

行き先先にやること
車体自治体の粗大ごみ/販売店の引き取り/リサイクル業者防犯登録の抹消
バッテリー販売店/JBRCの協力店・協力自治体端子の絶縁。分解しない
膨張したバッテリー市区町村の清掃・環境部署に相談使用と充電をやめる

防犯登録を抹消せずに捨てると、記録が残ったままになります。捨てる前に手続きしてください。

確認の順序

譲る・譲り受けるときの順序

アシスト比率の基準ペダル付き電動バイク特定小型原動機付自転車幼児を乗せるときヘルメットと二人乗り防犯登録と譲渡

メーカーと型式がはっきりしている車体を選ぶ

型式、装備、バッテリーの仕様は公式サイトで確認できます。譲るときも捨てるときも、情報が残ります。

掲載内容は各社公式サイトの公表値です。効果には個人差があります。広告(PR)を含みます。

確認に使った一次情報

よくある疑問

防犯登録は義務ですか。

自転車の防犯登録は法律で定められた制度です。手続きの方法と料金は都道府県によって異なります。お住まいの地域の自転車防犯協会に確認してください。

譲渡証明書に決まった様式はありますか。

地域や登録所によって様式が用意されていることがあります。無い場合は、前の持ち主の氏名・住所、譲り受ける人の氏名・住所、車体番号、日付を書いたもので受け付けられることが一般的です。事前に登録所に確認してください。

前の持ち主と連絡が取れません。

抹消手続きができないため、再登録が難しくなることがあります。受け取る前に手続きを済ませてもらってください。

フリマアプリで買いました。どうすればよいですか。

出品者に防犯登録の抹消と譲渡証明書を依頼してください。対応してもらえない場合、再登録できないことがあります。

引っ越したときも手続きが要りますか。

登録内容の変更が必要になることがあります。都道府県をまたぐ場合は、転居先での登録が必要になることもあります。窓口に確認してください。

バッテリーだけ処分したいです。

販売店またはJBRCの協力店・協力自治体に相談してください。膨らんでいるものは通常の回収では受け取られません。市区町村の清掃・環境部署に相談してください。

自転車と電動モビリティの法令ガイドの記事一覧

一次情報の確認先

本ページの前提となる制度・統計は、以下の公的機関等の公表情報で確認できます。最新の内容は必ず各機関の公式ページでご確認ください。

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