本ページはアフィリエイト広告を利用しています。掲載する制度の記載は、警察庁および各都道府県警察・市区町村の公表内容にもとづきます。

説得する前に、一緒にやってみる方法がある

親に免許を返してほしい。けれど切り出せない。警察庁は認知機能検査の検査用紙を公開していて、「周囲の方が検査員役として検査を進行していただくことをお薦めします」と書いています。説得ではなく、一緒にやってみるところから始められます。

本ページは運転免許の手続きについての一般的な整理です。申請場所・受付時間・必要書類・自治体の支援内容は、都道府県警察および市区町村ごとに異なります。実際の手続きは、お住まいの都道府県警察の運転免許センター等にご確認ください。
このページの内容
  1. 手続きは本人の意思で行う
  2. 一緒に体験してみる
  3. 返納後の移動手段を先に決める
  4. 切り出し方
  5. 急ぐ場合と急がない場合
  6. 記録しておくこと
  7. 相談できる先
  8. 確認の順序
  9. 確認に使った一次情報
  10. よくある疑問

手続きは本人の意思で行う

自主返納は、本人が申請する手続きです。警察庁は「自主的に運転免許証を返納することができます」と書いています。家族が代わりに返すことはできません。

だから家族にできるのは、判断の材料をそろえることと、返したあとの生活を用意することです。

一緒に体験してみる

警察庁のページに、この一文があります。

検査において利用する検査用紙、イラスト及び検査の採点方法をダウンロードすることにより、検査を体験することができます。その場合、周囲の方が検査員役として検査を進行していただくことをお薦めします。

警察庁自身が、家族が検査員役をすることを勧めています。

一緒にやってみる手順

  1. 警察庁のページから資料をダウンロードする検査用紙・イラスト(パターンA〜D)・採点方法・進行要領。すべて公開されています。
  2. 進行要領を読む「検査員向けに作成したものですが、検査を体験する際の参考としてください」と書かれています。
  3. 家族が検査員役をする本番と同じ形で進めます。
  4. 採点する採点方法も公開されています。
  5. 結果について話すここが本題です。点数そのものより、やってみてどう感じたかを聞いてください。

大事なのは、これが「診断」ではないことです。警察庁は明記しています。

注 認知機能検査は、受検者の記憶力や判断力の状況を確認するための簡易な手法であり、医師の行う認知症の診断や医療検査に代わるものではありません。

体験の結果で何かを断定しないでください。更新のときに本番があります。

返納後の移動手段を先に決める

返納を渋る理由の多くは「そのあとどうするか」です。先にそこを埋めるほうが早い。

返納前に調べておくこと

「返したらどこにも行けなくなる」という不安に、具体的な代替を出せるかどうかです。

切り出し方

ここは制度の話ではなく、進め方の整理です。公表資料にもとづくものではありません。

切り出し方の違い

言い方起きやすいこと
「もう危ないから返して」否定として受け取られやすい
「事故を起こしたらどうするの」同上
「検査の練習用紙が公開されてるみたいだから、一緒にやってみない?」手続きの話として始められる
「返納した人が使える割引があるらしいけど、調べてみようか」情報提供の形をとれる
「更新のとき、何を受けることになるのか一緒に確認しよう」本人が判断する形を残せる

この表は一般的な進め方の例です。本人の状況と関係性によって、適切な形は変わります。

共通しているのは「本人が判断する」形を残していることです。手続き自体が本人の意思によるものなので、そこは動かせません。

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急ぐ場合と急がない場合

状況によって、進め方が変わる

まだ運転に問題は見えない

急ぐ必要はありません。返納はいつでもできます。次の更新で認知機能検査があるなら、その結果を見てから話す方法もあります。

運転が不安になってきたと本人が言っている

本人から出た言葉です。返納後の移動手段を一緒に調べるところから始められます。

ぶつけた跡が増えている/道に迷うことがある

更新の時期を確認してください。更新前でも、特定の違反があれば臨時の認知機能検査があります。→ 75歳からの認知機能検査

違反や事故を起こした

行政処分中は自主返納できません。返納できない場合がある 運転免許センターに状況を伝えて確認してください。

本人が納得しない

手続きは本人の意思で行うものです。地域包括支援センターや、かかりつけ医に相談する道があります。

記録しておくこと

話し合いのためではなく、相談のときに使うためです。

書き留めておくとよいこと

相談できる先

相談先

扱うこと
運転免許センター手続きのこと(返納・運転経歴証明書・検査)
市区町村の高齢福祉担当課返納後の移動支援・自治体の支援
地域包括支援センター高齢者の生活全般
かかりつけ医健康面の相談
ケアマネジャー介護保険を使っている場合

手続きのことは運転免許センター、暮らしのことは市区町村と地域包括支援センター。分けて相談すると話が早く進みます。

確認の順序

家族として動くとき

返納できない場合がある運転経歴証明書は5年以内75歳からの認知機能検査運転技能検査と高齢者講習自治体の支援を調べる家族から切り出すとき

確認に使った一次情報

よくある疑問

家族が代わりに返納できますか。

自主返納は本人が申請する手続きです。代理の可否は都道府県警察にご確認ください。

検査を練習させてもよいのですか。

警察庁が検査用紙・イラスト・採点方法を公開し、「周囲の方が検査員役として検査を進行していただくことをお薦めします」と書いています。

体験の結果が悪かったら、どうすればよいですか。

体験は診断ではありません。警察庁も「医師の行う認知症の診断や医療検査に代わるものではありません」と明記しています。心配なことがあれば、かかりつけ医に相談してください。

本人がどうしても納得しません。

手続きは本人の意思で行うものです。地域包括支援センターやかかりつけ医に相談する道があります。

更新の時期が分かりません。

免許証に有効期限が記載されています。更新期間満了日の6か月前までに認知機能検査等の通知が届きます。

返納したあと、本人が落ち込みそうです。

返納後の移動手段と、外出の予定を先に用意しておくことが、実際的な備えになります。自治体の支援も調べておいてください。

遠方に住んでいます。

市区町村の高齢福祉担当課と地域包括支援センターに、家族から相談できます。

高齢ドライバーの免許手続きガイドの記事一覧

一次情報の確認先

本ページの前提となる制度・統計は、以下の公的機関等の公表情報で確認できます。最新の内容は必ず各機関の公式ページでご確認ください。

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