捨てずに、持って行く
引っ越したときの犬の手続きで、いちばん多い失敗は前の市区町村の鑑札を処分してしまうことです。世田谷区は他区市町村からの転入について、必要なものを「前住所地の区市町村で交付された犬鑑札」としています。紛失していると1,600円かかります。
3つの変更
変更の届出(世田谷区の記載から)
| 手数料 | 必要なもの | |
|---|---|---|
| 区内で転居 | なし | 犬鑑札(交換不要) |
| 他区市町村から転入 | なし(紛失時は1,600円) | 前住所地の区市町村で交付された犬鑑札 |
| 所有者変更 | なし | 前の飼い主から受け取った犬鑑札 |
出典:世田谷区の公表内容(2026年9月10日確認)。手数料・必要なものは市区町村ごとに異なります。
どれも手数料はかかりません。ただし鑑札が無いと、再交付の1,600円がかかります。
他の市区町村から転入したとき
前の市区町村で交付された鑑札を、新しい市区町村に持って行きます。そこで新しい鑑札に交換されます。
引っ越しの荷造りのときに、鑑札を犬の首輪から外して箱に入れてしまうと、行方が分からなくなります。首輪につけたままにしておくのが確実です。
マイクロチップを装着して環境省のデータベースに登録している場合は、窓口ではなくデータベース側で手続きすることがあります。→ マイクロチップと届出
引っ越しそのものの費用や段取りは、引っ越し費用の考え方で整理しています。
同じ市区町村の中で引っ越したとき
世田谷区は区内転居について「犬鑑札(交換不要)」としています。鑑札はそのまま使えます。ただし登録事項変更届は出します。住所が変わったことを、市区町村が把握できなくなるからです。
飼い主が変わるとき
犬を譲り受けた・譲ったときは、所有者変更の届出です。世田谷区は必要なものを「前の飼い主から受け取った犬鑑札」としています。
つまり、犬と一緒に鑑札も引き継ぎます。譲るときは、鑑札と注射済票も渡してください。
登録は一生に1度なので、飼い主が変わっても登録し直しにはなりません。→ 登録と鑑札
流れ
世田谷区の記載から整理した流れ
- 鑑札を手元に用意する首輪から外さずに持って行くのが確実です。
- 新しい住所地の市区町村に届け出る転入の場合は新しい鑑札に交換されます。
- 手数料は不要ただし鑑札を紛失していると再交付の手数料がかかります。
- 注射済票の扱いを確認する市区町村によって取り扱いが異なります。
- 新しい鑑札を首輪につける
状況ごとの考え方
鑑札をなくしたまま引っ越した
同じ区の中で引っ越した
犬を譲り受けた
犬を譲った
転出届のときに一緒にできるか
引っ越し先が決まっていない
よくある取りこぼし
前の鑑札を捨てた
転入のときに持って行くものです(世田谷区)。
荷物に紛れた
首輪につけたままにしておくのが確実です。
区内転居で届出をしなかった
鑑札の交換は不要でも、届出は要ります。
譲るときに鑑札を渡さなかった
所有者変更に必要です。
登録し直しだと思った
登録は一生に1度です。
→ 届出の全体像/登録と鑑札/注射済票/引っ越し・飼い主の変更/死亡届と返納/なくしたとき/マイクロチップ/飼い猫の補助/飼い主のいない猫の助成
確認に使った一次情報
- 目黒区「犬の登録と狂犬病予防注射」目黒区 犬の登録と狂犬病予防注射
- 世田谷区「飼い犬の届出について」世田谷区 飼い犬の届出について
よくある疑問
引っ越したら登録し直しですか。
手数料はかかりますか。
同じ区の中で引っ越した場合は。
犬を譲り受けたときは。
注射済票も引き継ぎますか。
飼い犬・飼い猫の届出ガイドの記事一覧
一次情報の確認先
本ページの前提となる制度・統計は、以下の公的機関等の公表情報で確認できます。最新の内容は必ず各機関の公式ページでご確認ください。